事故の大小11月3日未明、京都府向日市でひき逃げ死亡事故が発生しました。

運転していた24歳の教職員は、恐怖感からパニック状態に陥り、事故現場から逃走。

人命救助を怠ってしまったことで、さらに罪を重くしてしまいました。

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事故の大小に関係なく、事故を起こしてしまうと運転手は気持ちが動転してしまい、

物事が冷静に判断出来なくなってしまう事があります。

今回の事故を起こした運転手も、ひょっとしたら教職員という職責がのしかかり

強烈な恐怖感によって、冷静な判断が出来なくなり逃走されたのかもしれません。

 

困った顔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自動車事故は、いつ発生してもおかしくありません。

ハンドルを握られる方は、常日頃から事故を起こした時のことを

想定しておく必要があると思います。

事故を起こした時こそ、冷静な判断と正しい行動が求められます。

今日は、昨日発生したひき逃げ事故の事例を用いて解説させて頂きます。

 

向日市のひき逃げ事故

事故は、11月3日午前0時10分頃、京都府向日市の国道171号線上で発生しました。

被害者となられた方は81歳の女性。信号も横断歩道もない場所(横断禁止場所)で

国道171号線を横断しようとしていたときに、走行してきたタクシー車両にはねられ

道路上に倒れらました。

 

向日市ひき逃げ死亡事故

 

 

 

 

 

 

 

 

タクシー運転手は、すぐに車両を停めて被害者女性を救護しようとしましたが

救護する前に、24歳教職員が運転する後続車両に再度はねられてしまい、

24歳教職員は、被害者を救護することなく逃走されました。

 

ひき逃げ事故の検挙率

 

日本の警察の、ひき逃げ事故の検挙率をご存知でしょうか?

ひき逃げによる重傷事故の検挙率が約65%に対し、ひき逃げ死亡事故の検挙率は約95%です。

死亡事故の場合、警察も必死になって犯人を追いかけている事が分かります。

ひき逃げ死亡事故を起こして逃げ切る事は、まず不可能と考えてください。

(もちろん、死亡以外の負傷事故も逃げてはいけません。)

お伝えしたいことは、「過去に、逃げなければ助かった命がどれだけあったか」ということです。

事故を起こされ、パニック状態になることも分かりますが、まずは警察・消防へ連絡し

被害者救護にあたらねばなりません。

 

罰則の法律は、厳しく改正されています

 

まずは、自動車運転に関する新しい法律をご紹介いたします。

2014年5月20日、「自動車運転死傷行為処罰法」が施行されました。

正確には、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」という名前です。

簡単に申し上げますと、悪質な運転や危険な運転に対する厳罰が厳しくなったということです。

この法令が施行されるまでは、民法の「自動車運転過失致死傷罪」が適用され、飲酒運転や脱法ハーブ等の

危険運転の場合は、同じく刑法の「危険運転致死傷罪」が適用されていましたが、今後は新しく施行された

「自動車運転死傷行為処罰法」の中で処分されることになります。

なお、自動車運転過失致死罪は「過失運転致死傷罪」名称が変更されています。

この新しい法律が制定された背景を申し上げますと、従来は通常の交通事故による死亡事故の場合、

自動車運転過失致死傷罪が適用され、懲役の上限は7年になります。

飲酒運転や脱法ハーブ等の危険な運転の場合は、危険運転致死罪が適用されるべきですが、

適用条件があ厳しいため、重大な事故を起こしても多くの事故が、自動車運転過失致死傷罪となっていました。

つまり、重大な事故を起こしても、ほとんどの事故が危険運転致死傷罪にならなかったため、

厳罰に処分するために、法律が改正された訳です。

 

罰則の内容は?

 

違反内容・罪状 罰則
負傷者の救護と危険防止の措置違反 5年以下の懲役又は50万円以下の罰金
事故が、運転者の運転に起因する場合は
10年以下の懲役又は100万円以下の罰金
事故報告の義務等違反 3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
現場に留まる義務違反 5万円以下の罰金
過失運転致死傷罪
(自動車運転過失致死傷罪)
7年以下の懲役もしくは禁錮
又は100万円以下の罰金
危険運転致死傷罪 負傷:15年以下の懲役
死亡:20年以下の懲役
殺人罪 死刑・無期懲役・懲役5年以上

 

ひき逃げ自体の罪としては、救護義務違反や危険防止措置違反、事故報告の義務違反、現場に留まる義務違反と

なりますが、被害者が死傷している場合は、さらに重い罪になります。

危険運転致死傷罪が適用されると、1年以上の有期刑となり最長で20年、併合罪であれば30年の懲役刑となります。

 

ひき逃げの違反点数と欠格期間

 

違反の種類 点数 欠格期間
ひき逃げ事故(救護義務違反) 35点 3年
ひき逃げ死亡事故 55点(35+20) 7年
ひき逃げ傷害事故 48点(35+13) 5年
酒酔いひき逃げ死亡事故 90点(35+35+20) 10年
酒気帯びひき逃げ死亡事故(0.25mg以上) 80点(25+35+20) 10年
酒気帯びひき逃げ死亡事故(0.15~0.25mg ) 68点(13+35+20) 9年
酒酔いひき逃げ傷害事故 83点(35+35+13) 10年
酒気帯びひき逃げ傷害事故(0.25mg以上) 73点(25+35+13) 10年
酒気帯びひき逃げ傷害事故(0.15~0.25mg ) 61点(13+35+13) 8年

※欠格期間は前歴なしの場合、傷害事故は負傷具合による

 

いかがでしょうか?

ひき逃げ事故を起こしただけで免許取り消しとなり、違反後は最低でも3年間は免許を取得することができません。

危険運転致死傷罪になれば、実刑判決が出るため、刑務所に入らなければなりません。

事故発生時、パニック状態に陥ることも理解できますが、

社会復帰出来ないほどの重い厳罰がくだされてしまいます。

また、本人だけでなく、家族をはじめ多くの方に迷惑をかけてしまう事になります。

 

当たり前のことですが、

事故をおこしてしまったら。。。。

①ケガ人がいれば救急車

②警察への届け出

ドライバーに課せられた、僅か2つの義務を遵守頂ければ

後の事故処理は、安心して私どもみらいふにお任せください 。