最近、「10月から火災保険料が値上げされる」というニュースを
目にすることが多くなっています。
保険料改定の最大要因は、ここ数年全国各地で続いている
自然災害が最大の要因といわれています。
確かに、よく思いなおしてみると
春先の竜巻、梅雨頃の集中豪雨による冠水や土砂崩れ
秋の台風など、さまざまな場所で自然災害事故が発生していますね。
また、地球温暖化により自然災害の将来予測に不確実な要素が増していると
研究発表されたことにより、保険料が10月より改定されるそうです。
どれくらいアップするの?
住宅総合保険の参考純率(損害保険機構が算出する保険金支払に充当する部分の保険料率)を
平均で3.5%引き上げされます。
「3.5%くらいか・・・」と思われるかもしれませんが、これは平均値。
火災保険は各都道府県ごとに保険料率が定められています。
つまり、各都道府県ごとで、保険料も異なれば
保険料の上がり方も異なるというわけです。
京都はどれくらい高くなるの?
前段で火災保険料は、各都道府県ごとに保険料が異なり
書く都道府県ごとで保険料の上がり方も異なるとお伝えいたしました。
では、私たちの住む京都はどうでしょうか?
驚きの事実があります!
実は、全国的に火災保険料が引き上げられるというなか、
なんと京都は保険料引き下げ!
「なんで?」っと思われる方が多いと思いますが
それだけ、京都では自然災害による被害が少ないということになります。
ですから、保険営業マンに
「火災保険が10月から上がります、今のうちに長期契約される方がお得ですよ!」
っとアプローチされた場合・・・
京都に限っては逆現象 が起こることがありますので、注意が必要です!
確かに、10月以降は長期10年超の契約が出来なくなる事実はありますが
保険期間が10年以下の場合であれば、逆効果となる可能性が充分にありますので
気をつけてくださいね。
具体的に保険料を試算すると・・・
では具体的に保険料を試算してみましょう。
試算条件は以下の通り。
<木造・専用住宅建物・評価額1500万・保険金額1500万・保険期間1年>
■京都府の場合
なんと、京都府の場合ですと改定後の方が年間で4,560円お安くなっています。
改定前保険料 年払 26,850円 → 改定後 年払 22,290円
■和歌山県の場合
関西圏で保険料が高くなると言われている和歌山県の場合、年間で保険料が2,200円高くなります。
改定前保険料 年払 34,160円 → 改定後 年払 36,360円
■福岡県の場合
全国で保険料が高くなると言われている福岡県の場合、年間で保険料が9,620円高くなります。
改定前保険料 年払 37,290円 → 改定後 年払 46,910円
いかがでしょうか?各都道府県によって、これだけ保険料差があるんですよね。
保険料が高くなる地域の方は改定前に見直しをされるとメリットがあるかもしれません。
また、京都のように改定後の方が保険料が安くなるのであれば、
改定後に見直しをされた方がベストかも?
ご心配な方は、みらいふまでお問い合わせくだされば
シュミレーションさせていただきますので
お気軽にご相談くださいませ。