皆さま、テレビ・ニュースでご承知のとおり7月26日お昼前、

東京都調布飛行場を飛び立った自家用小型プロペラ機が離陸直後、

住宅街に墜落するという事故が発生致しました。

航空機墜落

 

 

 

 

 

 

今回の事故により小型機に乗っていたパイロットを含む2人と

民家の女性1人が亡くなり、搭乗者3人と住民2人の合計8人が死傷、

住宅3棟が焼けてしまいました。

航空機墜落事故①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような事故の場合、自動車保険の賠償と同じように

当然、賠償してもらえるものと思われますが・・・

本当にきちんと賠償してもらえるのでしょうか?

今日は、この墜落事故について少し深堀りしてみたいと思います。

法的責任は誰が?

今回の事故、いったい誰の責任なのでしょうか?

亡くなられたパイロットに過失があったのでしょうか?

テレビ・ニュース等では、事故原因を調べるため、機体の整備・管理状況や

搭乗者を含めた機体重量などが取り上げられています。

また、機体そのものに設計上・製造上の欠陥がなかったのかも含め、

事故原因を調べられていることと思います。

これらの整備・管理・使用状況に問題がなかったと判断された場合に

初めてパイロットの法的責任問題となります。

ただし、今回の事故でパイロットは亡くなっておられるため

起訴されることはなく、捜査するとしても「被疑者死亡により不起訴」

という結果になります。

こうなると、パイロットが亡くなっているため、パイロットの遺族が

被害者に対して賠償責任を負うこととなります。

 

ところが・・・

パイロットの遺族の方が相続放棄されたらどうなるでしょうか?

法的に考えると、残念ながら被害者はパイロットの遺族に賠償請求できなくなります。

ちょっと怖い話ですよね。。。

補償はどうなる?

前段で申し上げたように、「被疑者死亡により不起訴」「遺族は相続放棄」となると

被害者は大変なことになります。

自動車保険のように、墜落した航空機に航空保険等を加入されていたら安心ですが

必ずしも加入されている航空機が墜落してくるとは限りません。

そこで、頼りになるのが被害者自身が加入している火災保険。

火災保険では火災・落雷・破裂爆発・風災・雹災・雪災のほか

「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突」という補償項目があります。

火災保険

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この補償項目が付帯されている火災保険契約ですと、今回の航空機墜落事故の場合に

建物の補償が得られます。

航空機の墜落事故なんて、滅多にないことと思いますが、

今一度、ご自身の加入される火災保険証券をご確認されてみてはいかがですか?