個人情報の漏洩事件と言えば、最近起こった日本年金機構システムからの

大量の個人情報が流出した事件がありましたね。

年金情報流出

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、自分の個人情報が漏洩してしまったら・・・

どんな被害が考えられるのでしょうか?

今日は情報漏洩の問題と対策について、ご紹介いたします。

 

個人情報とは?

私たちは、会話の中で個人情報という言葉を使いますが、

そもそも個人情報とは、どのようなものを言うのでしょうか?

 

辞書で調べてみると・・・

「生存する個人に関する情報。指名や生年月日、住所、電話番号などの記述により

特定の個人を識別できるもの」と記載されています。

つまり、特定の個人と識別できるものは全て個人情報となりますので

防犯カメラに写った映像までもが個人情報となります。

個人情報

 

漏洩事件の被害対策は?

情報漏洩は、外部からの不正アクセスやウイルスによって

発生することは極めて少なく、大半がメール・FAXの誤送信、

書類の紛失や置き忘れ、など人的理由によるものです。

データ持ち出しの制限、安易なデータ放置・破棄の禁止、暗号化によるデータの保護など

データ管理を徹底することで、概ね情報漏洩を防ぐことが出来るものです。

 

賠償額は?

個人情報が漏洩した場合の損害賠償額は、どのくらいなのでしょうか?

判例をいくつかご紹介すると・・・

判例①  市の住民基本台帳のデータが流出。1人あたり1万円の損害賠償(慰謝料)を認めた。

(大阪高裁 平成13年12月25日判決)

判例②  大学で開催された講演会の参加者名簿を参加者の同意を得ずに警視庁に提出。

1人あたり5000円の損害賠償(慰謝料)を認めた。(東京高裁 平成16年3月23日判決)

上記のとおり、裁判の判例になると、賠償額は1人あたり5000円~10000円くらいが多いようです。

また、裁判にならなくても自主的に1人あたり500円~1000円程度の商品券を配布されることも多いようです。

 

保険はあるの?

ズバリ、保険はあります!

保険会社によって補償内容が異なるかもしれませんが、損保ジャパン日本興亜の個人情報取扱事業者保険では

個人情報が漏洩したこと、またはそのおそれが生じたことによって、個人情報を漏洩してしまった方への

損害賠償金の支払いや、企業ブランド価値の低下を防ぐための謝罪会見や広告掲載などの費用負担など

さまざまな損害が補償されます。

保険料は業種や売上によって異なります。

例えば、IT通信事業者・年間売上10億円・補償限度額1億円の条件で年間保険料約15万~20万円程度となります。

 

確かに保険に加入していれば安心ですが、情報漏洩を起こさないよう

個人情報の取り扱いには充分ご注意を!