皆さまご承知のとおり、日本の平均寿命は世界一となりました!とっても喜ばしい事ではありますが
喜ばしいことばかりではございません。
急激に少子高齢化が進んでいるため医療・年金・介護など社会保障制度が財政難となり
ここ数年では全ての社会保障制度が改正され、社会保障だけでは充分な保障が
得られない時代となりました。
今日は、公的な医療保険制度だけでは足らない部分を補完するがん保険についてお話いたします。
がん保険の落とし穴とは?
唐突ですが・・・
「同じ、がん保険なのになんでこんなに保障内容が違うの?」
よく、こんな質問をされます。
そうなんです!皆さま、おっしゃる通り、がん保険の保障内容は
加入時期や保険会社によって、かなり内容が異なります。
以下の通り、よくある質問をもとに、がん保険のチェックポイントをまとめてみましたので
ご心配な方は、今一度保険証券を再チェックしてください。
○65歳以降、保障が半分になるタイプではありませんか?
○夫婦型で加入されている場合、ご主人が亡くなった後の妻の保障は消滅しませんか?
○がん診断給付金は1回受け取ったら終わりですか?それとも2回目・3回目は受け取れるますか?
○通院保険金は入院した後の通院しか保障されないタイプですか?最近は、抗がん剤投与の通院治療だけで
治療していくケースが多いですが、その時の通院保険金は支払いしてくれますか?
○あなたの加入するがん保険では、上皮内がんを対象としていますか?
○重粒子線治療などの先進医療の治療費は保障されますか?
年代別のおすすめは?
よく言われることですが・・・
「2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる!」
考えただけで、ゾッとしますが本当の話です。
冒頭のお話で申し上げた通り、平均寿命が世界一になったこともあり
誰しもが、がんになる可能性が高くなっています。
がんの発症率は、50代までは女性の方が高く、60代からは男性の方が高くなっています。
50代までは女性の方が、がん発症率が高い理由は
女性は30代や40代の若い年齢でも、乳がんや子宮がんになることが多いからです。
がん発症リスクを考えた場合、女性は少しは早めにがん保険のことを考えられた方が
良いかもしれませんね。
男性の場合は、50歳頃からということになります。
おすすめすのがん保険の保障内容についてですが
最近の傾向としては入院をせず、抗がん剤投与など通院だけで治療を行うケースが増えてきています。
健康保険は使えるものの、抗がん剤って結構高いものです。抗がん剤の種類にもよりますが
1か月で、治療費が10万円ほどかかることもありますので、通院だけでの治療の場合であっても
保険金支払いされるタイプの方が安心と言えます。
ちょってイメージして下さい!もし、がんと宣告されたら・・・?
あなたは、どのように感じられますか?
おそらく、精神的に相当なダメージを受けられるのではないでしょうか?
そんな時に、今後の治療費や生活のことを考えていたら
「がんと闘っていこう!」という気持にはなれないものです。
もちろん、がん入院や通院保障も大切ですが、
がんと診断された時に充分な保険金が受け取れたら
「よし、これでがんと闘っていこう!」という気持ちになれるのではないでしょうか?
がん保険のがん診断給付金だけですと、100万円~150万円程度です。
がんと診断されたら500万とか1000万が給付される特定疾病保障保険なども
検討されてみてはいかがでしょうか?
女性疾病特約について
最近のがん保険では、自身のニーズに合わせて
さまざまな特約を選択することが出来ます。
その中で、よく勘違いがある女性疾病特約についてご説明します。
女性疾病特約なので女性特有の疾患でないと対象にならないと考えられがちです。
しかし、最近の女性疾病特約では、がんであれば女性特有の疾患でなくても支払対象になる事があります。
各保険会社によって異なりますが、肺がんや大腸がん等、女性特有の病気でなくても
女性疾病特約で支払される事がありますので、保険会社か代理店にて、ご確認ください。
繰り返しになりますが、がん保険っといっても
加入時期や保険会社によってずいぶん保障内容が異なります。
また、最近の医療事情の変化によって加入されているがん保険が
「役に立たなかった!」
なんてことのないように、確認してみてください。
また、これからがん保険を検討される方は、お気軽に
みらいふまでご相談ください。